静かな奈良の住宅街はの小道を曲がると更に道が細くなり、その先に目的地の玄関があった。
五月晴れの一日が終わり、夕暮れになる頃、まだ少し蒸し暑い地熱を感じます。
しかし、時折吹く風を涼しく感じながら「玄」の暖簾を潜ぐります。
打ち水された飛び石を楽しみながら、玄関のガラス戸を開けると、島崎ご夫妻が直ぐに丁寧に迎えていただきました。
こちらは、奈良の銘酒「春鹿」の今西酒造さんの別邸として建てられた家を利用されている様です。
(写真:稲田さん)
上の写真は重要文化財の「今西家書院」です。こちらのすぐ裏手に「玄」がある「元 今西別邸」となります。
この日は、稲田さんからのお招きで、「春鹿」の今西社長を含めたメンバー11人で、この日限りの「玄」の蕎麦と「春鹿」のマリアージュを楽しもうと言う中々贅沢な宴となりました。
皆さんが入室される前に部屋と庭の写真を撮らせていただきました。
落ちついた風情のある佇まいに心が休まります。
島崎店主から、本日の料理と「春鹿」のいろんなお酒のプログラムの一部をお話し下さいました。詳しくは語らず、皆様で想像を膨らませながら、楽しんで下さいとの事でした。
◆春鹿 桜 純米酒 / 株式会社今西清兵衛商店 (奈良)
◆春鹿 吟醸 超辛口 / 株式会社今西清兵衛商店 (奈良)
◆三諸杉 純米吟醸 露葉風 / 今西酒造株式会社 (奈良)
以上が2016年、最高金賞受賞のお酒です。
「蕎麦豆腐」
「蕎麦がき」
香り、しっとり感、味わい。
ああ、「玄」に来たんだ!
と、しっかりと確認出来る逸品。
いつまでも、ゆっくりと酒を飲んでいたい。
皆が皆、言葉にならず静かに静かに酒を飲むべかりけり。
「蕎麦がき」の器の下に鹿を見つけました。
静かに「蕎麦スープ」をいただきます。
お腹が妙に落ち着いてきます。
「水蕎麦」をいただきます。
更に落ち着きますね。
蕎麦の香りが、新鮮です。
酒も進みます❣️
「田舎蕎麦」これは福井県丸岡産かな?
ご馳走様でした。
本当にありがとうございました。
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