◆2023年1月23日(月)
「肉うどん」
◆2018年2月22日(木)
「蓮根饅頭ぶっかけ」
◆2017年9月5日(火)
今こそ伺いたい百年を超す歴史を辿るうどんと名水との素晴らしい出会い!
「離宮ジュレがけ とろろぶっかけうどん」
日本百名水で大阪府内では只一つとなる「離宮の泉」の名水から摂る出汁を夏向けにジュレとして、山芋、オクラ、トマトなどを使った、夏バテ回復の推進メニューがあります。しかも、100年程続く老舗のうどん店が京都府との境になる山崎にあったのです。
先月の読売新聞に掲載されていて、9月には是非行こうと思ってました。
旧街道沿いに佇むお店に到着、すぐ近くにある専用駐車場に車をバックで入れた。
店に入ると、奥のテーブル席には、先客が食事中で、私は厨房の見えるカウンターに席を取った。
確かめる様にメニューから「離宮ジュレがけ とろろぶっかけうどん」を注文しました。
初めての店で、限定メニューを注文する事は久しぶりです?まして、老舗であれば、多分いつもなら「きつねうどん」を注文していたでしょう。近くに来たら再訪します。
暫くして、限定のぶっかけが運ばれて来ました。多分奥さんかと、思われる女性の方に名刺を差し出し、読売新聞を見てやって来た経緯を話したら、店の近所に「日本コナモン協会」の会長が住んでる事をご存知だった。今日は所用で一緒に来れなかった事を告げると、残念そうな顔色となった。
「また、近々一緒に伺いますよ。」
と言うと、厨房にいらっしゃるご主人もニコニコと寄って来られた。
「麺類店の創業などの歴史」を調べてますと言うと、遠くを見る様に何かを思い出していた様に思えた。
これは、ぶっかけのつゆです。
たっぷりと入っていました。
こちらがジュレにされた元々の和出汁です。「離宮の泉」を使い、昆布と鰹などの節の風味がきれいに引き出された素晴らしい出汁が入れられて、試飲させていただきました。
暑かった夏が過ぎ、「離宮の泉」の名水から摂った出汁のジュレを巧みに使用した野菜がたっぷりのぶっかけうどんをいただくと、更に歴史を感じます。
山芋とオクラのネバネバやトマトのリコピンも夏バテ解消に最高のおもてなしです。麺はしっかりした多加水麺で丸い断面が大阪うどんらしいかな?すっきりしたバランスの良い「冷や冷や麺」ですね。大変美味しくいただきました。
【うどん かぎ卯】
大阪府三島郡島本町山崎3-4-1
075-962-0700
定休日=水曜日、第3火曜日。
11:00~15:00
17:00~20:00(L.O.19:30)
谷崎潤一郎の小説「蘆刈」にも登場。
2017年に大阪府唯一の名水「離宮の水」を使った「ジュレうどん」を創作。
1912年(大正元年)に創業。
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